ジバンシー

ジバンシー:GIVENCHY ジバンシーの創始者、ユベール・ド・ジバンシーは1927年フランスのボーヴェに生まれる。10才の時に目の当たりにしたパリ万国博覧会でのオートクチュールの数々に魅了され、ファッションデザイナーを志す。1945年からジャック・ファット、ロベール・ピゲ、ルシアン・ルロンなどの元でクチュリエとしての修行を積んだ後、スキャパレリのメゾンでデザイナー職に就く。 当時、装飾効果を使ったファッションが主流であったが、ジバンシーは古典的でシンプルなスタイルに拘った。そのデザインコンセプトに大きく影響を与えたのは、スペインの巨匠デザイナー、クリストバル・バレンシアガとの出会いであり、バレンシアガの素材厳選、高度なカッティング、縫製により女性の美しいラインを引き立たせる技術に感銘を受けたジバンシーは、自らのデザインにも同様のスタイルを実践した。 ジバンシーの名を世に広めるのに貢献した人物に女優オードリー・ヘップバーンの名が挙げられる。ジバンシィが映画“麗しのサブリナ”の中でオードリーが扮するヒロインの衣装を手掛けたことから、オードリーとジバンシーは友人関係となり、オードリーはジバンシーの熱烈なファンとなりジバンシーの顧客リストにその名を刻んだ。オードリーがそのスレンダーな身体をジバンシーの手掛けた衣装に身を包んでスクリーンで活躍することによりジバンシーのブランドイメージが高まっていったのである。 現在、ジバンシーはLVMHグループの傘下となりジバンシーの創始者ユベール・ド・ジバンシーの引退後、ジョン・ガリアーノ、アレキサンダー・マックイーンに続きイギリス、ウェールズ出身のジュリアン・マクドナルドが新たに主任デザイナーとなり、デザイナーの若返りが行われている事もあり、ジバンシー特有のシンプルでミニマリズムな要素を持つデザインはすっかり影を潜めてしまったようだが、移り変わる時代背景に同調しいつの時代も新鮮なファッションを提供するであろう新生ジバンシーの今後に期待したい。 ジバンシー ジバンシー公式サイト http://www.parfumsgivenchy.co.jp/