パコラバンヌ

パコラバンヌ:PACO RABANNE パコラバンヌの創設者はフランシスコ・ラバネダ・イ・クエルボ。通称ラバンヌ。“服を作るうえで必要な道具は、ペンチ、やっとこ、金づち、接着剤”と彼はコメントしている。クチュリエの基本技術、“針と糸で縫う”さえも彼の服飾ポリシーには存在せず、常識とは無縁のデザイナーである。 1966年、初のオートクチュール・コレクションでパコラバンヌが発表したものは、目を向けた者に強烈なカウンターパンチを与えるような刺激的でエキセントリック且つ斬新なものであった。 金属やプラスチックの細片をリングで繋ぎ合わせ並列させた素材で構築されたドレス。“現代的素材で作られた、着る事の出来ない十二着のドレス”、これがデザイナー、ラバンヌ自らが考案したコレクション・タイトルであった。これらのドレスは1960年代に入り、キャリア女性が増加していった時代背景を捉え、厳しい社会を生き抜いていく女性がモチーフとなっており、とりわけ女戦士の武装服のような印象を受けるものであった。 他にも紙素材を使ったドレスを発表するなど、パコラバンヌの常識破りの創造が続く傍ら、69年に香水を発表。闘う女性の服と香水は絶妙なマッチングをみせ、必須アイテムとして定着していった。71年秋にサンディカへ正式に加盟。77年春にはこれまでとは打って変わり、対照的な色使いでアンダー・スカートを合わせた鮮やかな布地だけのドレスを発表し第一回“金の針”賞を受賞。 1977年からは日本のデパート“そごう”とライセンス契約を結び、服やアクセサリー、靴、バックなどがディスプレイされるようなり、日本においてもパコラバンヌの認知度は上がっていった。 その後、オートクチュール、プレタポルテ、香水と徐々に取り扱いアイテムの幅を広げ、1996年にユニセックス対象のセカンドライン“Paco”を発表。 今尚、創業三十年以上に渡り、パコラバンヌの“新しい素材で武装した途方もない革命”は続いている。 パコラバンヌ パコラバンヌ公式サイト http://www.pacorabanne.com/