ベネトン

ベネトン:BENETTON 1965年に創立されたベネトンは正式名称“ユナイテッド・カラーズ・オブ・ベネトン”で、レディース、メンズ、チャイルド、マタニティなどの衣料を始め、靴、眼鏡、バックからライセンスものに至るまでグローバル展開を行う世界屈指のイタリア・ブランド。 ベネトンといってもその経営形態は複数のラインから成り、パリのアパレル・メーカーを買い取り展開する“シスレー”や、企業拡大の要としてスポーツ分野を積極的に展開しベネトン同様、中核的な位置づけの“プレイライフ”などがある。若者のライフスタイルのサポートを主旨とするこの“プレイライフ”は、スキーブーツの“ノルディカ”、テニスの“プリンス”、スケートの“ローラーブレード”、スノーボード、スケートボード、サーフボードの“キラーループ”などを包括している。 ベネトンが世界的に成功した要因は独特な宣伝戦略にあり、その広告内容は、あまりにもショッキングで見るものの脳裏に焼きつくメッセージ性の強いものであり、その内容は、へその緒をつけた血まみれの新生児、戦死した兵士の血に染まった服、カラフルなコンドームなどといったものである。この奇抜で怪奇な宣伝広告により、ベネトンは人々の間で話題となり、その名を広める事に成功するのである。 ベネトンの最大の特徴は、そのカラフルな色彩である。このトレードマークともいうべきカラーバリエーションは、北イタリアに住む兄、ルチアーノ・ベネトンと妹、ジュリアーナによって発案された。この二人の兄弟が手掛けた従来の、どちらかというと地味な色合いのセーターとは一線を画す、三十六色から成る鮮やかなセーターが人々の目を釘付けとし、その中でも特に若者達から絶大な支持を得て一躍大人気となったのが発端である。 このカラフルなセーターの人気はイタリア国内のみならず、パリをはじめとする各国々でも人気を博しベネトンは世界進出に成功するのである。 またベネトンの成功の要因は、その販売スタイルにもあるといえる。それぞれ地元の経営者に販売方法を委ねるといった、フランチャイズ型の形態が、各土地柄に合致した販売スタイルにより売り上げ上昇に功を奏すことに繋がったのである。 めざましい成長を遂げたベネトン・ブランド。その後も外食産業や、F1のスポンサーを行うなど、あらゆるカテゴリーにおいてベネトンの特色である鮮やかな色彩を放ち、特に1990年のF1日本グランプリで、赤、緑、黄色といったカラフルなカラーリングを施したマシンが1,2フィニッシュを飾った光景が印象に残る。 ベネトン ベネトン公式サイト http://www.benetton.co.jp/